インプラントQ&A
今までにいただきました、
インプラントに関する疑問質問にお答え致します。
誰でもインプラント治療を受けることができますか?
重い全身疾患を抱えている場合、又は顎の骨の状態によっては、インプラント治療を受けられないことがあります。
インプラントを埋め込む顎の骨の量と性質が、インプラント治療の成否を決める重要な要素となるので、事前に綿密な検査を行なって診断します。
骨の状態を精査するために病院でCT撮影をし、当院でコンピュータを使って画像診断をし、精度の高い検査を実施しています。 この検査の結果に基づいて、最適なインプラント治療の計画を立て、十分に納得していただけるようご説明いたします。 (CT撮影の必要な方は全体の約30%です)
治療時間はどのくらいかかりますか?
インプラント1本埋入の場合、約3分で終わります。
1本の場合 約3分
2本の場合 約6分
3本の場合 約10分
(上記の時間には、麻酔やレントゲン撮影の時間は含まれておりません。)
治療期間はどのくらいかかりますか?
基本的に埋め込みから3ヶ月後に仮歯が入り、その1ヶ月後に最終的なものが入ります。
(骨の量や性質、歯がない部分の範囲によって、多少の個人差があります。)
治療を行う際、かなりの痛みがありますか?
術中は十分な局所麻酔下で治療がおこなわれますので、無痛です。
局所麻酔の注射も、極細の針を用いると共に東洋医学の「押し手法」など当院独自のテクニックを使い、痛みの無いよう心掛けております。
患者さんの中には麻酔を打たれたことに気づかない方もいらっしゃる位です。
治療費はどのくらいかかりますか?
奥歯を1本インプラントにした場合
手術費 170,000円
上部構造(ゴールドクラウン)50,000円
仮歯 5,000円
合計 225,000円
他の上部構造にした場合
セラミック(メタルボンド)クラウン
タイプI 85,000円
タイプII 105,000円
インプラントの寿命はどのくらいですか?
これまでの研究によってインプラントは天然の歯とほとんど変わりなく長期間にわたって機能することが示されています。
最近のデータでは術後15年経過した残存率が約90%といわれています。
生涯使うことも可能ですが、その寿命は、インプラント自体に問題がなくても、口腔内の清掃状態や噛み合せに左右されるので、 日頃のお手入れや術後の定期検診時の咬合チェックが大切となります。
インプラントを行う上で利点と欠点を教えて下さい
利点
不自由さからの解放
入れ歯の不自由さ、うっとうしさから解放され、天然歯とほぼ同様に、違和感なく十分に咀嚼することが可能です。
健康な歯を傷つけない
歯が欠損している部分だけで処理するため、ブリッジのように周囲の歯を削ったり、入れ歯のようにバネをかけて周囲の歯に負担を与えなくてすみます。
美しさと若さを取り戻す
天然歯に限りなく類似した審美的回復が可能です。
歯ぐきを守る機能的咬合力
(噛む力)が骨に伝わるため、骨量の減少を防ぐことができます。
欠点
保険対象外となり、経済的な負担が発生します。
インプラントの材料は何ですか?
インプラントには、多くの生体親和性に優れた材料が使用されています。
最も多く使用されているインプラント材料は、チタン及びチタン合金で医学分野でも様々な治療に使用されています。
骨~インプラント間には数ヶ月安静な状態にすることによりオッセオインテグイレションという骨結合が生まれ、長期的に安定することも実証されています。
人体に対する拒絶反応もなく、その安全性は多くの臨床、実験データにて確立しています。
インプラントをしているという違和感はないのですか?
固定式のため、食事中に外れたり、洗面所で外して洗う必要もありません。
骨としっかり固定されているため、自分の歯と同じ感覚で食事が出来るようになります。
そして、通常インプラントが良好であれば違和感はありません。
違和感がある場合は、インプラントに何か問題が起きている可能性があります。
歯科医院でチェックしてもらいましょう。
インプラントの日頃の手入れは簡単ですか?
インプラントは固定式ですから、入れ歯のような煩わしさはありませんが、ご自身の歯と同じようにその周囲を清潔に保つことは大切です。
また、衛生士による清掃指導やクリーニングを定期的にうけていただくことにより、インプラントをより良い状態に保つことができます。
インプラントは自然な歯と同じように食事ができるのですか?
もちろんです。
骨としっかり固定されているため、自分の歯と同じ感覚で食事ができるようになります。
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